お客様の瞳を守る大切なメガネレンズ。
普段使いのレンズから、年齢やライフスタイルに合わせた最適なレンズをご提案させていただきます。
単焦点メガネレンズはレンズの焦点が一つです。一枚のレンズに一つの補正機能を持ちます。
見る力の衰えていない40歳前後までの方が使用する常用眼鏡、遠視の方の遠く専用または読書などに使用する近く専用眼鏡に使われます。
視力補正に広く対応するレンズです。豊富なバリエーションから、視力や使用目的、フレーム形状に合わせてお選びいただけます。
レンズ選びには以下の要素がかかわってきます。
単焦点レンズ 二枚一組¥6,600からご用意しております。
カラー染色、プリズムなどのオプションは別料金です。
ガラス素材とプラスチック素材の2種類があります。
ガラスレンズのメリットは傷や熱に強いこと、屈折率の高い素材があるので度数が強くてもレンズが薄く仕上がることです。
反対にデメリットとしては重い、割れやすい等があります。
少しでもレンズの厚みを薄くしたい方、農作業や工事など屋外での作業の多い方にお勧めします。
プラスチックレンズのメリットは軽くて割れにくいこと、カラーバリエーションが豊富にあり紫外線カットなどの様々な機能が付けられることです。
反対にデメリットとしては傷つきやすく熱により変形しやすいことなどが挙げられます。
軽いメガネがほしい方、スポーツなどでレンズに衝撃が加わる可能性のある方、様々な機能性メガネを使用したい方にお勧めです。
屈折率
数値が大きいほどレンズが薄くなります。度数の強い方は屈折率の高いものを選ばれるとレンズが薄く軽く仕上がります。
度数の弱い方は高屈折レンズを選ぶ必要はなく、アッベ数の問題もありますので無駄になります。
アッベ数
数値が大きいほど色収差が少なく、にじみが少なくなります。レンズ周辺部で物を見るとにじみや違和感を感じる方は高アッベ数のレンズをおすすめします。
一般的にレンズの屈折率が高くなるほど、アッベ数は低くなり、色にじみを感じやすくなります。
レンズ設計には、球面レンズ、非球面レンズ、内面非球面レンズ、両面非球面レンズがあります。さらに内面非球面レンズと両面非球面レンズにはオーダーメイド設計のレンズがあります。
球面レンズ
レンズの中心から周辺に向かって一定のカーブでできています。度が強いと鮮明に見える範囲が狭くなったり物が歪んで見えたりすることがあります。
度数が弱い方でしたら球面レンズで十分ですが、フレーム形状によっては他の設計のレンズを選ぶ方がよい場合があります。
非球面レンズ
レンズの表面が中心から周辺にいくに従ってカーブが緩くなっています。それによりレンズの厚みを薄くしつつ、周辺部での視野の歪みを低減しています。
現在主流になりつつあり、度数の強い方はレンズが薄く仕上がるのでお勧めです。
内面非球面レンズ(当店おすすめ)
レンズの表面は球面設計、裏面に非球面設計を施したレンズです。
視界域が格段に広がり、周辺部のぼやけや歪みを大幅に軽減できます。乱視の補正が十分にできるので、乱視度数の強い方、乱視軸が斜め方向や左右で軸方向が違う方におすすめです。また、レンズカーブを選ぶことが可能なためカーブの強いメガネフレームにも対応可能です。
両面非球面レンズ
レンズの表裏両方を非球面設計にすることで、レンズの厚みが非球面レンズよりもさらに薄くなり歪み補正します。
見え方、見た目ともに向上します。
年齢を重ね老視が始まった方、進んだ方が一つの眼鏡で遠くから近くまで見える眼鏡です。
境目がある二重焦点レンズと、境目がなくレンズ下部に行くほど近くに焦点が合う累進多焦点タイプがあります。現在は累進多焦点タイプが主流です。
遠近両用レンズ 内面累進設計二枚一組¥13,200からご用意しております。
カラー染色、プリズムなどのオプションは別料金です。
遠くも近くも見ることができます。レンズ上部の遠くを見る部分から、下部の近くを見る部分まで徐々に度数が変化しており遠く、中間、近くに視線を上下することで快適な視界を得ることができます。一日通して使用できる万能タイプです。
以前は視野が狭い、揺れる、歪むなどの問題がありましたが、現在はメーカー各社が開発にしのぎを削っており見え心地は劇的に改善されています。
内面累進、両面累進レンズと呼ばれタイプで、注文を受けてから一枚づつレンズの設計を行い精密加工されます。
なお、一部の低価格品内面累進レンズは、最新の外面累進設計レンズより見え心地の劣るものがありますのでご注意ください。
現在、レンズメーカー各社が力を入れて開発している、室内での作業が多い方に最適なレンズです。
手元から3メートルまたは5メートルくらいまでの距離を見るのに適しています。
社内での仕事の多い方、シェフや医師といった仕事の方にお勧めです。
料理や掃除など家事は1メートル前後にピントが合うことが多いので専業主婦の方にも適しています。イメージ的にはテレビの見える老眼鏡と言えます。
一方、遠距離はぼやけますので、車の運転や外出には適しません。
なお、最近ではより遠方重視の中近レンズや近く重視の中近レンズも登場していますので、よく見る距離に合わせて一番使い勝手の良いレンズを選んでいただけます。
一般的な老眼鏡よりも少し広い視野を持つのが近用ワイドレンズです。
読書からパソコンまで、手元から1メートル先くらいまでの範囲が快適に見えます。
中央部から下部にかけての広い範囲を近くを見る領域に設定していますので、歪みの少ない快適な近方視が可能です。
老眼鏡の見える範囲が狭くて使いづらいという方は一度お試しください。
新聞紙を広げてゆっくりと見ることができます。
パソコンと手元の資料、両方を見ることができますので、デスクワークが多い方は、遠近両用メガネとは別に持っておかれると便利です。
偏光レンズとは乱反射やぎらつく光などの眩しい光線を遮断するレンズです。
スポーツや魚釣りなどに効果を発揮するサングラスレンズとして最上のツールです。
偏光度99%以上で透過率38%以上という明るさのライトカラータイプからハードな日差しの下でも目を保護しターゲットに集中できる透過率88%のディープカラータイプまでの全14色。ドライブ、釣り、ゴルフなど、あらゆる場面に対応できます。
polawingSPXの一番の魅力は透過率38%と明るさを保ちながらも偏光度99%を確保していることです。
屈折率は1.60のプラスチックレンズのみとなります。
サングラス用平面と単焦点度付のみ対応しています。詳しいレンズ機能はメーカーサイトをご覧ください。
屈折率1.50タイプは2024年2月をもって販売終了となりました。
特に度付サングラスを考えておられる人におすすめします。
球面設計レンズは屈折率1.60 1.67 1.74の3種類ありますので、度数の強い方にも対応できます。
傷や熱に強いコーティングも可能で大切なサングラスレンズを守ってくれます。
1.60 1.67は全12色、1.74は全3色に対応。
1.60はサングラス用平面レンズ、遠近両用レンズ、内面非球面レンズも作成可能です。
全12色中、10色は偏光効率99%、明るさ重視の2色は偏光効率76%です。ドライブ、釣り、ゴルフなどあらゆる場面に対応できます。
RARTSの偏光フィルムは、ヨウ素系偏光フィルムよりも耐熱性、耐光性に優れる染料系偏光フィルムを使用しています。
反射光を防ぐ指標のひとつである偏光効率は、ローライト用の2色を除き偏光効率99%。水面の乱反射を確実に抑える高性能とタフなコンディションに耐える耐久性をあわせ持っています。
詳しいレンズ機能はメーカーサイトをご覧ください。
色の薄い偏光膜をレンズの間に挟むことにより、余分な光をカットします。
カラーはブラウン・スモークの二色。
ブラウン25%は偏光度38%
ブラウン50%は偏光度65%
スモーク25%は偏光度35%
スモーク50%は偏光度78%
カラー25%タイプはパソコン作業や夜間運転にも適用可能です(一部コーティングを除く)。
まぶしさの原因である585nm付近のイエローライトをピンポイントでカットする高機能レンズです。
シニア層の水晶体は黄色い。
紫外線などの影響により、加齢とともに水晶体は黄色く変色していきます。黄色くなった水晶体は色覚を下げるため、モノの見えづらさにつながります。
ネオコントラストレンズを使用することで、黄色光を軽減し赤色や緑色を鮮明に視覚できるようになることで日常生活をサポート。
シニア層だけでなく、アウトドアやゴルフなど様々な場面で活躍します。
夜間運転用のレンズとして。
カラーレンズですが、夜間運転の安全基準をクリアしているため、対向車のヘッドライトなどのまぶしさ対策として効果を発揮します。
ネオコントラストとネオコントラストライト2種類のカラーから選べます。
ネオコントラスト
効果を重視される方にお勧めします。ライトブルー系の色調。肌の上では赤みを帯びるためパープル系に見えます。
ネオコントラストライト
目立ちにくい外観で汎用性が高まります。クリアブルー系の色調。ネオコントラストに比べ効果は劣ります。
ネッツペックコートは無色でありながら、光の眩しさを軽減し、コントラストを高める2つの機能を持ち合わせた特殊コーティングです。
レンズ内の内面に光の透過を抑えた半透明の特殊金属を、六角形の網目状にコーティングしています。このことにより波長の違う光を干渉させ、ピンホール効果を促し瞳孔の拡大や縮小を抑え眼精疲労の予防効果を発揮します。
次のような方にお勧めします。
※効果の感じ方には個人差があります。
なお、こちらのコーティングは対応できるレンズの種類が限られます。
レンズによる皮膚の老化対策、健康と美肌のための目元対策。
肌のエイジングの要因の一つである光老化には、紫外線だけではなく近赤外線も関与し、シワ、たるみなど皮膚への影響が在ことが明らかになってきました。
地上に降り注ぐ光エネルギーの一つ近赤外線は紫外線よりも深く、皮膚の深層部から筋肉まで届くことが分かってきました。
メガネレンズに近赤外線もカットするオプションコートを施すことで、シワやたるみなど皮膚への影響を減少させ、目もとのキレイをキープします。
玉屋眼鏡店では紫外線と近赤外線をカットするエターナルスキンコートや美ケアコートUVPをおすすめします。
なお、こちらのコーティングは対応できるレンズの種類が限られます。
ニコンエシロール、SEIKO、HOYA、東海光学、伊藤光学、コンベックス、イトーレンズほか。